札幌市　全国体力等調査結果　中男女持久走で全国超　上体起こし等　差が縮まる

（札幌市 2021-12-27付）

令和３年度全国体力・運動能力、習慣等調査結果　札幌市における実技に関する調査（クリックすると拡大表示されます）

　スポーツ庁が公表した令和３年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果について、札幌市では、体力合計点が小・中学校男女ともに全国平均を下回ったものの、小学校男女の「握力」小学校男子の「５０㍍走」「ソフトボール投げ」、中学校男女の「持久走」、「５０㍍走」で全国平均を上回った。また、前回調査の令和元年度と比較し、小学校男女と中学校女子の「上体起こし」や中学校男子の「握力」などで全国との差が縮まった。札幌市教委は、来年１月中の教育委員会会議で調査の分析結果を報告する予定。

　札幌市では、市立小学校の５年生１万４８２０人（男子７５２２人、女子７２９８人）、市立中学校の２年生１万２９６５人（男子６５７７人、女子６３８８人）を対象に調査した。

　体力合計点をみると、小・中学生男女とも全国平均を下回ったものの、種目別では、小学校男女「握力」、小学校男子の「５０㍍走」「ソフトボール投げ」、中学校男女の「持久走」、「５０㍍走」で全国平均を上回った。

　また、元年度調査と比較すると、小学校男女と中学校女子の「上体起こし」や中学校男子の「握力」、などで全国との差が縮まった。

　体格と肥満度に関する調査をみると、小学校男女、中学校男子で全国平均を上回り、特に小学校男子では、２・０ポイント上回る１５・１％となった。

　児童生徒の質問紙調査では「運動やスポーツをすること」について、小学校男子の７０・２％、小学校女子の５４・６％％、中学校男子の６１・８％、中学校女子の４２・０％が「好き」と答えた。

　市教委では、調査にかかる分析結果について、来年１月中の教育委員会会議で報告する予定。

(札幌市 2021-12-27付)