冬休み楽しく過ごそう　札幌市立小・中が終業式

（札幌市 2021-12-27付）

冬休み中の生活などを再確認した

　札幌市立小・中学校の２学期終業式が２４日、一斉に執り行われた。信濃小学校（湊義行校長）では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、リモートで実施。湊校長が冬季休業期間の過ごし方についてメッセージを送ったほか、代表児童２人が作文を発表し２学期を振り返った。

　終業式は２４日、小学校１９７校、中学校９７校で行われた。

　このうち、信濃小は、放送室から各教室へのリモートで実施した。

　あいさつで湊校長は、児童の２学期の活動に取り組む姿勢や頑張りをたたえた。冬季休業中の過ごし方について、「いつも伝えている３つの車。救急車・消防車・パトカーの世話になるような行動や生活をしないように注意してほしい」と呼びかけ、児童の安全と健康を願った。

　つぎに、代表児童２人が作文を発表。１年２組の福田知香さんは、「２学期は水泳学習を頑張った。冬休み中は漢字や計算のドリルなど、いろいろなことに取り組んでいきたい」と宣言した。

　６年１組の桑島楓さんは、修学旅行と学芸会での経験を振り返った上で「３学期は学校で過ごす最後の年になる。先生や友達と協力して、いろいろなことにチャレンジしたい」と抱負を語った。

　閉会後、各学級では２学期の振り返りや、３学期に頑張りたいことなどを発表。「スキー学習を頑張りたい」「運動会がなかった分、学芸会を頑張ることができた」などと元気よく発表し、笑顔で２学期を終えた。

　３学期の始業式は、小学校が来年１月１９日、中学校が１月１４日に行う。福移小学校は小中併置校のため、中学校と同日に実施する。

(札幌市 2021-12-27付)