悔いのない３学期を　札幌市立中　一斉に始業式

（札幌市 2022-01-17付）

感染対策として、１・２年生のみが体育館で参加した

　札幌市立中学校の３学期始業式が１４日、一斉に執り行われた。中央中学校（木村佳子校長）では、１・２年生が体育館に集合。高校受験を控えている３年生は、各教室からオンラインで参加した。３年６組の司口聖己さんは、「３年生として、１・２年生をサポートしつつ、受験生として面接対策などにしっかり取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

　市立中学校は、昨年１２月２４日に２学期が終了。２５日から１月１３日までが冬季休業期間だった。

　中央中では、生徒が元気よく登校。受験を控えている３年生は感染防止のため各教室からオンラインで、１・２年生は体育館に集合して参加した。

　代表生徒の司口さんは、「３年生として、１・２年生をサポートしつつ、受験生として面接対策などにしっかり取り組んでいきたい」と、中学校生活最後の学期への思いを力強く宣言した。

　つぎに、木村校長が登壇。３学期の過ごし方として、①１年をどのように過ごすか目標を持つ②一人ひとりが進学・進級の際に、悔いのない学期―の２つを意識するよう呼びかけた。

　その上で、「自分のやりたい、頑張りたい、できるようになりたいなど、いろいろなことを身に付けていってほしい」と期待を寄せた。

　２年生の上野莉子さんは、「委員会での活動などを通して、去年よりもいろいろなことに挑戦したい」と話した。

　市立小学校は、小中併置校を除き、１９日に始業式を執り行う。

(札幌市 2022-01-17付)