函館市赤川小が幼小合同研修会 円滑な幼小接続に向け こども園5歳児保育を体験(学校 2022-01-19付)
自由遊びに参加し、園児を見守る赤川小の教員たち
【函館発】函館市立赤川小学校(長浦紀華校長)は11、12日の2日間、校区内の赤川認定こども園(天野洋子園長)で第3回幼小合同研修会を開いた。赤川小の教員4人がこども園に出向き、午睡(昼寝)の準備に携わったほか、園児とともに自由遊びに参加。円滑な幼小接続に向けたスタートカリキュラムの研究に役立てた。
赤川小とこども園は本年度から研修を活発に行い、教員が互いの教育内容について理解を深めている。
また、幼小接続期における望ましい子どもの成長を考えることをねらいに、円滑な幼小接続に向けて必要な取組を進めている。
第3回目となる研修では、赤川小から参加希望の教員4人がこども園に出向き、5歳児の保育を体験。折り紙や玉入れなどの自由遊び、給食の時間を園児とともに過ごしたほか、こども園の教員による園児との関わり方を参観。午睡の準備にも携わった。
訪問した教員のうち、低学年を担任している松浦真木子教諭と島田穂波教諭は「時間割が定められていて児童全員が同じ授業を受ける学校教育と、一人ひとりの要望に応じて適切な幼児教育を提供するこども園の様子の違いが理解できた。体験をもとに、幼小の接続を長期間でシームレスに行うことができるスタートカリキュラムの研究を進めていきたい」と意気込みを。
取組を見守った長浦校長は「子どもの発達状況を考慮しつつ、主体的に取り組める工夫を行っている幼児教育に参加することで、小学校教員が成功体験を積み重ねるような教育の在り方を考えることができれば」と期待を寄せた。
(学校 2022-01-19付)
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