互いに異文化理解深め　札幌市内高校生と姉妹都市中高生　ウェブ交流会　クイズなど

（札幌市 2022-02-17付）

オンラインで交流を深めた

　札幌市子ども未来局は５日、市内高校生と姉妹都市中高生によるオンライン交流会を実施した。市内の高校生９人のほか、ロシアのノボシビルスク市の中高生１６人が参加。各都市についてのクイズや折り紙などを体験し、異文化への理解を深めた。

　交流会は、各国の将来を担う子どもたちの異文化理解や国際感覚を醸成する機会にすることが目的。新型コロナウイルス感染症が流行する以前は互いの国を往来していたが、本年度はオンラインでの開催となった。

　今回は、札幌市の姉妹都市・ロシアのノボシビルスク市の中高生と、市内の高校生がオンラインで交流した。

　クイズでは、「ロシアの有名な食べ物は」「札幌市になってから何年になるか」「互いの市の距離は」などを互いに出題。楽しみながら異国の成り立ちや文化への理解を深めた。

　このほか、各国の言葉を教え合う言語レッスンや参加者全員での折り紙体験を実施。折り紙体験では、講師が折り鶴を作成する様子を全体で共有し、一人ひとりが折り鶴を完成させた。

　交流を終えた高校生の一人は「ノボシビルスク市にいきたいと思うようになった」などと話していた。

(札幌市 2022-02-17付)