文科省　２月学校関係コロナ感染　幼児児童生徒２０万人超　感染経路　学級・部活動が最多

（国 2022-03-15付）

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　文部科学省は、学校関係者における新型コロナウイルスの感染状況（２年６月～４年２月）をまとめた。２月の幼児児童生徒の感染者数は２０万５２９１人と前月から約６割増加。校内感染の経路は「同一クラス」が小学校の７９％をはじめ最も高く、高校は部活動が４５％を占めた。＝累計感染者数と感染経路の割合は２面＝

　当該期間中に報告のあった幼児児童生徒の感染者数は４２万９８９８人。教職員は３万２５７０人。

　２月の感染者数の合計は２０万５２９１人で、前月の１２万７２１４人を上回り過去最多を２ヵ月連続で更新した。内訳は幼稚園７７５０人、小学校１３万１８３７人、中学校３万５４８０人、高校２万７９７５人、特別支援学校２２４９人。

　同一の学校で感染者が５人以上確認された事例は小学校２３６９校、中学校１１５４校、高校６３５校、特別支援学校１０３校だった。

　第６期（１・２月）における児童生徒の感染経路の割合は、第５期（３年７月５日から１２月３１日）と比べ「感染経路不明」「校内感染」が上昇、「家庭内感染」が下降傾向にある。

　校内感染の経路の詳細をみると「同一クラス」が小学校７９％、幼稚園６５％、特別支援学校５０％と高い。部活動での感染は高校は半分近くを占める。

　家庭・学校以外の感染経路は高校では「友人関係」が５３％と最も高い。児童クラブ等の感染は幼稚園１２％、小学校２２％、特別支援学校３１％だった。

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(国 2022-03-15付)