特セン 4年度研修講座に新形態 研修パッケージを導入 成果向上と日常実践に還元(道・道教委 2022-03-18付)
研修パッケージの基本的な流れをみると、はじめに事前研修を実施し、研修テーマに関する基礎的・基本的事項や国・道の動向等を学び課題意識を高める。
また学校課題を整理し、解決に向けた自身の役割やゴールを設定してから本研修を実施。中央講師等による質の高い講義や、交流・演習・協議等による協働的な学びなどを通し、課題解決に向けた方策(実践プラン)を立案する。
研修成果を勤務校で報告し、実践プランを実施。事後研修では勤務校での実践について交流し、改善・充実に向けた協議や計画の修正などを行う。
最後にリフレクションでは一連の研修を振り返り、勤務校の取組の改善・充実を図る。
また、研修講座全体を通し「課題解決プランニングシート」を活用。受講者が、学校課題等の解決に向けて目的の明確化を図り、各研修段階において、目的の達成に向けた取組を進められるようにする。
さらに広域分散型の本道において、教職員の個別最適な学びをサポートするため、特別支援教育の基礎的・基本的事項に関する質の高い研修用動画を配信。20分程度の動画で短時間で効率的に学ぶことができ、場所や時間を選ばず視聴できる。
研修形態もセンターに来所しての集合研修では講師や受講者同士、所員との関わりを通した協働的な学びを、ウェブ会議サービスを活用した遠隔研修では移動を伴わず双方向の学びを、研修用動画の配信研修では自らの習得状況や研修時間に応じた学びを行うなど、多様な研修形態を提供する。
特センでは4年度、6つの研修講座と5つの自主的コースを実施するほか、研修講座の一部を公開する公開講義を5回実施。配信を予定している研修用動画は38本に及ぶ。
詳しくはホームページに掲載している。
(道・道教委 2022-03-18付)
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