札幌市教委　雪かきチョボラ結果　学校賞　篠路小など４校　プロスポネット賞３チーム

（札幌市 2022-04-06付）

　札幌市教委は、３年度雪かきチョボラ・雪遊びチャレンジの結果をまとめた。学校賞には、篠路小学校、前田中央小学校、厚別中学校、市立札幌啓北商業高校の４校を選定。プロスポネット賞には、光陽中学校のちょぼら隊、北都中学校の野球部、福井野中学校の陸上競技部の３チームが選ばれた。

　市教委では、平成２５年度から市建設局雪対策室と連携して「雪かき汗かきチャレンジ」を実施。自宅周辺や高齢者の住宅、公共性の高い場所等を除雪する活動を通して、屋外で運動する機会が減少する冬季に体を動かすことで、児童生徒が雪に親しむように促すとともに、公共のために役立つ活動に主体的に取り組むことへの意識づけを図っている。

　令和元年度からは事業の名称を「雪かきチョボラ・雪遊びチャレンジ」に変更。学年ごとに設けられたチャレンジ時間以上の雪かきを期間内に１０回以上行うことでゴール達成者として認定される。

　札幌市と市内に拠点を置く４つのプロスポーツチーム（北海道日本ハムファイターズ、北海道コンサドーレ札幌、レバンガ北海道、エスポラーダ北海道）が連携・協力。スポーツを通じたまちづくりを進めていくために設立したプロスポネットＳＡＰＰＯＲＯの協力を得て実施している。

　３年度の雪かきチョボラでは、市内小学校（４～６年生）、中学校、中等教育学校、高校のうち、４６３９人が目標に到達した。

　小学校１～３年生を対象とした雪遊びチャレンジでは、１万２７０９人が雪遊びやスキー、スケート、雪かきなど、外で雪に親しむ活動を実施。期間内に２０分間の活動を１０回行ったため、到達者として認定された。

　到達率が高かった篠路小、前田中央小、厚別中、市立札幌啓北商業高の４校が学校賞を受賞。有志でボランティア除雪を行った６グループ２１０人のうち、光陽中のちょぼら隊、北都中の野球部、福井野中の陸上競技部がプロスポネットＳＡＰＰＯＲＯ賞に選ばれた。

　目標を達成した児童生徒全員にシール付き認定書を授与したほか、学校賞受賞校には、賞状とプロスポーツチームのサイン入りスコップを贈呈。プロスポネット賞受賞校には、感謝状とサイン入り色紙が贈られた。

(札幌市 2022-04-06付)