４年度は計３２校希望　札幌市教委　サタデースクール

（札幌市 2022-04-05付）

　札幌市教委は、４年度サタデースクール事業の実施意向に関する回答状況を公表した。３月２８日の社会教育委員会議で示したもの。「既存の運営協議会での実施を希望」と回答したのは１８校、「運営協議会の新設が必要だが、実施希望」は１４校となった。

　事業は、文部科学省が全国的に推進している地域学校協働活動の一環。体験活動などのプログラムを通して地域と学校との連携・協働の仕組みを整えるなど、地域全体で子どもを育む環境づくりを目指している。

　本年度は、土日や長期休業期間などの学校休業日のみだった実施日程を変更。平日の放課後や教育課程内でもプログラムを実施できるようになった。

　市教委は本年度、小・中学校合わせて６２校を目標校数に設定。単独・連携による５５運営協議会の設置を目指している。

　昨年１２月からことし２月にかけて小・中学校を対象に実施した、事業関連調査の回答状況から、各校の実施意向をまとめた。

　各回答の回答状況をみると「既存の運営協議会での実施を希望」が１８校、「運営協議会の新設が必要だが、実施希望」は１４校となった。

　また「既存運営協議会があるが検討中」と回答したのは２０校となっている。

(札幌市 2022-04-05付)