景観づくりに貢献　紋別養護　沿道へ２３０株定植

（学校 2022-06-09付）

マリーゴールドを植える生徒たち

　【網走発】紋別養護学校（山﨑淳也校長）は２日、市内の国道２３８号沿いの歩道でマリーゴールドの定植を行った。中学部と高等部の生徒２０人が参加。地域の関係機関と協力しながら２３０株を植え、地域の景観づくりに貢献した。

　国土交通省が地域と協働した道路管理の推進を目的に実施しているボランティア・サポート・プログラムの一環として、開発局網走開発建設部（網走開建）、紋別市と連携して取り組んでいるもの。

　今回の定植作業には、紋別市の建設企業・北方建設産業（株）、網走市の造園企業・（株）タナカ、紋別観光振興公社がボランティアで参加。紋別観光振興公社が進める「層雲峡・オホーツクシーニックバイウェイ」の取組にも関連している。

　生徒たちは「どうして花を植えるのか」「花があるとどのような気持ちになるのか」などについて考える事前学習に取り組んだ上で、地域の皆さんに喜んでもらおうという思いで花植えに取り組んだ。

　たくさんの花が植えられた様子を見た生徒たちは「花壇がきれいになって良かった」と発表するなど、達成感を得ていた。

　また、小学部では今後、網走開建からマリーゴールドを受け取り校内の花壇に植える活動を行う予定だ。

(学校 2022-06-09付)