安全・快適な練習環境を　檜山北高　校庭整備の企業に謝意

（学校 2022-06-15付）

（左から）松本社長、野球部員、小坂監督、佐藤校長

　【函館発】檜山北高校（佐藤健校長）は８日、せたな町内の建設企業・松本建設（株）（松本省吾社長）が行ったグラウンド整備奉仕活動に対し、同校で感謝状贈呈式を執り行った。佐藤校長と野球部の監督を務める小坂洸希教諭のほか、野球部員３人が出席。安全で快適な練習環境の整備に感謝の意を伝えるとともに、全国選手権大会に向けた健闘を誓った。

　同校は檜山管内北部で唯一の高校で、地元で活躍する人材を多く輩出。地域にとって必要不可欠な教育機関となっており、同社にも卒業生が複数在籍している。

　こうした経緯から、野球場として使用しているグラウンド整備を４年前からボランティアで実施。夏の全国選手権大会函館支部予選を前にした時期に毎年行っている。

　ことしも５月下旬に職員１３人がグラウンドを整備。生徒が安全に伸び伸びと活動できる環境を提供した。

　８日、同校に松本社長が来校。贈呈式には野球部の監督を務める小坂教諭のほか、部員３人が出席した。表彰状を手渡した佐藤校長は「地元の建設会社が専門性を生かした整備をすることで良質な状態が続き、大変助かっている」と野球部の小坂監督と共に謝意を伝えた。

　松本社長は「これから開催される選手権大会で勝利を目指し、チーム一丸となって頑張ってほしい」と同校野球部の活躍を激励。

　野球部主将で３年生の花田駿さんは「グランドを整備していただき、昨年よりさらに状態の良い中で安全に楽しく練習ができている。感謝の気持ちを込めて選手権大会に全力で臨みたい」と誓った。

(学校 2022-06-15付)