道教委 発達障がい支援成果普及 当別町など15地域に 新規12地域 23日全道セミナー(道・道教委 2022-06-21付)
道教委は、発達障がい支援成果普及事業の4年度連携推進地域を決定した。当別町など新規12地域を含む計15地域を各管内から指定。23日に特別支援教育セミナー(全道セミナー)をオンラインで開催し、関係機関の連携方策などの情報を提供する。
発達障がい支援成果普及事業は平成28年度から開始。道保健福祉部の障がい児等支援連携体制整備事業とともに両機関が連携・調整して実施している。
学校や教育委員会と保健福祉担当部局が連携した取組を進め、道教委主催の特別支援教育セミナーなどの研修会や会議などを通じて発達障がいのある子どもやその保護者への早期からの教育相談や支援体制の充実を図っている。
事業の成果は、支援体制づくり取組事例データベースとして道立特別支援教育センターホームページで公開。指導・支援の充実、教職員の専門性向上、市町村における支援体制づくりの取組事例を紹介している。
3年度から推進地域・推進校の指定から「推進連携地域」の指定に変更。教育委員会が所管する全ての幼稚園、小・中学校などが対象となり、学校・関係機関の連携の充実、学校間の適切な引き継ぎを図っている。
4年度の連携推進地域は前年度と比べ1地域増の15地域となった。道教委主催の特別支援教育セミナー(全道セミナー)は23日にオンラインで開催して本年度の事業の方向性を示すほか、情報提供や協議などを行う。各地域で実施する地域セミナーは10月以降に順次開催する。
連携推進地域はつぎのとおり。
▽空知=妹背牛町―新
▽石狩=当別町―新
▽後志=積丹町―新
▽胆振=豊浦町―新
▽日高=様似町―新
▽渡島=七飯町―新
▽檜山=今金町―新
▽上川=上川町―新、富良野市
▽留萌=小平町―新
▽宗谷=利尻富士町―新
▽オホーツク=雄武町
▽十勝=幕別町―新
▽釧路=弟子屈町―新
▽根室=別海町
(道・道教委 2022-06-21付)
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