北見支援 4年度働き方改革実施計画 分掌業務や行事見直し e―smileプロジェクト(学校 2022-06-21付)
【網走発】道教委の働き方改革推進事業の指定を受けた北見支援学校(菅原靖博校長)は、実施計画をまとめた。働き方改革推進プロジェクト、通称e―smileプロジェクトを立ち上げ、分掌業務、学校行事、PTA活動などについて段階を踏んで見直しを図る方針。計画概要はつぎのとおり。
目指す学校の姿
▽学校課題の解決を通して、組織と教職員が同じ視点で働き方改革を進める
▽本校に在籍する児童生徒および保護者、教職員、地域の人々が互いの立場を尊重し、思いやることで笑顔で過ごせる環境づくりを行う
推進校の必須取組
【手引に掲げる取組のうち、学校の実情に応じ、取り組むことが可能なものを主体的に実施】
▼具体的な取組
▽朝の打合せの見直し、全体周知はシラサギで共有
▽職員会議の回数削減と時間設定、効率化
▽会議の質の向上(回数削減、議題提案の仕方の改善、時間設定)
▼到達目標
▽手引に掲げている1日当たり10分の削減を目指す
▽働き方改革推進委員会で検証し、改善を図る
【全ての教員の毎月の在校等時間を客観的に計測・記録・分析・可視化】
▼具体的な取組
▽超過勤務者への状況確認のための聞き取り、産業医への相談、助言を通して要因の分析
▽データをフィードバックし、職員の意識の向上
▽定時退勤日はNO会議日を目指した取組の徹底
▼到達目標
▽年間のデータをフィードバックするとともに職員の意識向上を図る
▽研修を年2回実施する
【手引に掲載されていない業務改善(すでに実施している学校独自の取組含む)】
▼具体的な取組
▽会議のルール化
▽個別の指導計画等の作成物の精選と工夫
▽時代に応じたPTA活動の検討
▼到達目標
▽会議のルール化とPTA活動の検討は新年度から実施し検証する
▽個別の指導計画等の作成物の精選と工夫は次年度に向けて検討
推進校の選択取組
【教育課程の編成・実施】
▼具体的な取組
▽教育課程検討委員会を中心に働き方改革につながる時間割の編成等を検討
▼到達目標
▽本年度から時数の削減を目指す
【若手教員への支援】
▼具体的な取組
▽若手教員への研修、授業づくりに協力し、共有データや過去の授業のデータベースを作成するなど、授業準備の削減を目指す
▼到達目標
▽若手教員への聞き取り、教務、各学部の検証を通して、本年度から時数の削減を目指す
【教頭への支援】
▼具体的な取組
▽教頭業務の見直しを図り、業務の平準化
▽組織の活性化を図り、ミドルリーダーの役割を明確にすることによって負担の軽減
▽年次有給休暇の10日以上の取得
▼到達目標
▽教頭の超過勤務時間を昨年度より20%削減する
(学校 2022-06-21付)
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