泊泊中２年生 トンネル工事を見学　大勢で働いているんだ　ＪＶが建設業の魅力ＰＲ

（学校 2022-06-27付）

工事概要や重機を使って施工する過程を学んだ

　【小樽発】泊村立泊中学校（浦嵜昌明校長）の２年生は６月上旬、岩田地崎・吉本・佐々木共同企業体が施工する「道道泊共和線交付金茅沼１号トンネル」の現場見学会に参加した。普段目にすることのできない工事現場を見学し、建設業について理解を深めた。

　見学会は「子どもたちに地元で行われている工事を知ってもらい、建設業について理解を深めてもらえれば」という思いから開催したもの。当日は２年生１３人が参加した。

　はじめに、発注者の小樽建管共和出張所の阿部賢太郎主任があいさつ。「普段立ち入ることができない工事現場の見学を楽しんで」と呼びかけ、「きょうの体験を通じて建設業に興味を持ち、将来職業を決める際の指針になれば」と期待を込めた。

　現場では、作業員がスライドを用いて工事概要やトンネルの種類・歴史、造り方などを説明。施工写真を交えながらロードヘッダなどの重機を使って施工する過程を紹介した。

　このあと作業所の河崎貴紀所長が先導し、実際にトンネル坑内を見学した。

　生徒たちは「たくさんの人が工事現場で働いていることが分かった」「トンネルを掘るのに、たくさんの土が運ばれていて驚いた」などと感想を述べ、建設業への理解を深めていた。

(学校 2022-06-27付)