道教委　キリンビバレッジに感謝状　コロナ禍の若者を応援　高校生セミナーに５００万円寄付

（道・道教委 2022-07-08付）

目録を手にする佐藤社長（左）と倉本教育長

　道教委は６日、高校生心身強化セミナー事業「高校生フィジカル&メンタル向上セミナー」への北海道キリンビバレッジ㈱の寄付に関し、目録贈呈式・感謝状贈呈式を執り行った。

　同事業は、長引くコロナ禍の中、スポーツに励む高校生が、心身のコンディションやモチベーションを維持し、ベストパフォーマンスを発揮できるよう「自宅で」「一人で」「効果的に」トレーニングができるメソッドを提供するもの。

　同社がコロナ禍の若者を応援するため何かできないかと道教委に持ちかけ、協働で企画を練り上げた。事業の実施に当たり、同社から約５００万円の寄付の申し出があったことから、感謝状等贈呈式を行った。

　佐藤栄二社長が道庁別館を訪れ、倉本博史教育長に目録を手渡すとともに、倉本教育長から知事からの感謝状と道教委からの感謝状を受け取った。

　佐藤社長は、同社が道と包括連携協定を結び、北海道の応援企業の一つとなっていることや、今回はコロナ禍で様々な制限を受けている若者を応援しようと、道教委と共にセミナーを実施することを説明。

　昨年１月から１年間、わが国初の免疫ケア機能性表示食品「iMUSE（イミューズ）」飲料の売上１本につき１円、合計５０３万７７９２円を寄付したことを述べ「部活動などを頑張っている生徒がパフォーマンスを向上し大会等で活躍できれば。今後も人々の健康維持に貢献し、北海道になくてはならない企業を目指していきたい」と。

　倉本教育長は、２年度実施した「もうひとつのクライマクス」プロジェクトにも、同社が約１７０万円の寄付を寄せたことに触れ「高校生を応援しようと多大なる尽力に心からお礼申し上げる」「コロナ禍の制限は依然として続いている。一緒に検討してきたセミナーが全道の高校生に活用されるよう精一杯尽力する」などと述べた。

　セミナーは、３０日から１１月まで全道１４ヵ所で開催。ユーチューブなどでも配信し、多くの生徒に活用してもらう考え。

(道・道教委 2022-07-08付)