札幌市公立小中事務職員協が総会　会長に酒井氏　東光小　業務効率化へ動画制作

（札幌市 2022-07-12付）

酒井新会長

　札幌市公立小中学校事務職員協議会は６月下旬、４年度定期総会をオンラインで開催した。事務局・研究部・研修部の本年度事業計画案を審議。研究部では「学校力向上に関する学校事務の実践」を全体研究テーマに設定し、研究を推進していくことを確認した。役員改選では、新会長に札幌市立東光小学校の酒井誠事務係長が就いた。

　開会後、前年度の事業・会計決算・会計監査の各種報告のほか、本年度の役員案を審議。新会長に、東光小の酒井事務係長を選出する案が承認となった。

　つぎに、本年度の事務局・研究部・研修部の事業計画案などを確認。事務局は「市の教育の実現に寄与するため、より良い学校事務の実現を目指し、本部および各区・会員の相互協力により、研究・研修を一層深め、親睦を図るための諸事業を実施する」とした。

　その上で「札教研学校事務研究部との連携」など１５項目を事業の具体として示した。

　研究部では、全市研究テーマを「学校力向上に関する学校事務の実践」に設定。札幌市教育研究推進事業を基本として研究を推進するとした。

　研修部は、全会員を対象にした全体研修を年間で１回、希望者による中規模研修を年数回実施。このほか、日常業務の効率化等に関するショートムービーを７本程度制作し、オンデマンド形式で配信。資質・能力の向上を図る。

　本年度の役員体制はつぎのとおり。

＝全員新任、敬称略＝

▽会長＝酒井誠（東光小事務係長）

▽副会長＝成田淳（大谷地東小事務職員）、織田一星（北栄中事務職員）

▽事務局長＝松山美菜（札苗北小事務職員）

(札幌市 2022-07-12付)