図書館で「読書ノート」配布　めざせ！こども館長　札幌市教委　多くの本に触れて

（札幌市 2022-07-13付）

読書ノート（左）と読んだ冊数に応じてもらえる缶バッジ

　札幌市教委は、読んだ本を記録する「読書ノート」を市内図書館で配布し、読んだ冊数に応じて称号入りの缶バッジをプレゼントする取組「めざせ！こども館長」を実施している。缶バッジの交換場所はこれまで、中央図書館のみだったが、６月から地区図書館でも可能にした。担当者は「本に触れるきっかけに」と利用を呼びかけている。

　ノートは、日付、本のタイトルと作者、感想を１００冊分記録できるもので、市内の図書施設のカウンターで無料配布している。１冊書き終えるごとに、市図書館のキャラクター・ヨムくんをあしらった称号入りの缶バッジ１個と交換できる。称号は「司書みならい」「こども司書」「スーパーこども司書」「こども館長」とランクアップしていく。利用対象は、札幌市内在住または市内に通学している幼児から中学生まで。

　缶バッジの交換は、これまで中央図書館のみで行っていたが、より多くの子どもたちに参加してもらおうと、新琴似図書館や元町図書館など市内９ヵ所の地区図書館でもできるようにした。

　担当者は「子どもたちがたくさんの本に触れるきっかけになれば」と利用を呼びかけている。

　問い合わせは中央図書館利用サービス課・電話０１１（５１２）７３２０まで。

(札幌市 2022-07-13付)