管内教育課題解決へ 帯広市校長会・十勝小中校長会 管理職育成等で情報交流会(関係団体 2022-07-21付)
両校長会と十勝局から16人が参加した
【帯広発】帯広市校長会(藤崎禎人会長)、十勝小・中校長会(長江教貴会長)は7月上旬、幕別町内の十勝教育研修センターで情報交流会を開いた。両校長会役員と十勝教育局の新山知邦局長ら16人が出席。管理職の人材育成や今日的な教育課題などについて議論を深めた。
開会に当たり、長江会長があいさつ。感染症対策や働き方改革の推進など、今日的な教育課題に触れ「交流会を通して、十勝管内教育の課題解決に向けて前進させたい」と述べた。
新山局長は、指導と評価の一体化やICTの効果的な活用等において、管理職のリーダーシップが求められることを強調。「両校長会と連携し、取組の充実を図りたい」と伝えた。
続いて、北川慎太郎次長が情報提供。長期休業明けに18歳以下の自殺者数が増える傾向があり、主な要因に家庭問題等があることを説明。道教委が開設した相談窓口「おなやみポスト」や、予防に向けた学校・地域・家庭による取組を紹介し、あらためて注意喚起した。
また、教頭昇任候補者の人材育成、女性管理職の登用に関しては、積極的な主幹教諭の配置や管理職の魅力発信などの重要性を伝えた。
引き続き、両校長会が本年度の活動方針や計画などを説明。意見交換では、北川次長による情報提供の内容をもとに各校の取組など話し合いを深めた。
閉会に際し、藤崎会長は「教頭のサポートに感謝し、教頭を輝かせるのも校長の役目」とし、管理職の人材育成に向けた取組の充実を呼びかけた。
(関係団体 2022-07-21付)
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