ソフト別に手順解説　文科省　メクビット申請

（国 2022-07-27付）

　文部科学省は２５日、学校向けにＭＥＸＣＢＴ（メクビット）の申請を分かりやすく伝えるため、学習ｅポータル標準準拠ソフト別の申し込みフローを公表した。６種類のソフト別にアカウント発行までの流れを解説している。

　メクビットは、国や自治体など公的機関等が作成した問題を無料で活用できるＣＢＴシステム。約２万５０００問を搭載しており、選択式や短答式問題は自動採点が可能。問題の検索や配信を容易に実施できる。７月現在で約１・１万校、約３６０万人が登録している。

　学習ｅポータルは、①デジタル教科書などの学習の窓口機能②連携のハブ機能③メクビットのアクセス機能―を有するソフトウエアシステム。７月からＱｕｂｅｎａ小中５教科と実証用学習ｅポータルが加わり計６種類となった。今後もさらに増えることが見込まれている。

　今回公表した利用申し込みフローでは、メクビットの利用申請に始まりアカウントの確認、登録、配布の段階をソフト別に一覧化。メクビットの申し込みはしていないものの、すでにソフトを利用している場合の申し込み方法も解説しており、手続きが簡略化できることを伝えている。

(国 2022-07-27付)