道議会文教委で道教委　英検ＥＳＧの説明開始　小学生の英語力向上へ

（道議会 2022-08-04付）

　２日の道議会文教委員会では、英検ＥＳＧ（Ｅｌｅｍｅｎｔａｒｙ　Ｓｃｈｏｏｌ　Ｇｏａｌｓ）について質疑が行われた。

　日本英語検定協会の英検ＥＳＧは、小学校６年生を対象に英語教育の指導改善と学習到達状況の確認を行うサービス。指導に活用できる教員向け指導パッケージと学習到達度を測定する確認パッケージで構成する。道教委は今後、道内の小学生を対象に英検ＥＳＧを実施する方針を示している。

　中澤美明学校教育局指導担当局長は、確認パッケージに関しては所要時間が３０分程度で実施できることから年度途中でも全ての学校で実施が可能であるとし、今後各市町村教委に指導方法などを説明し、意向を踏まえ実施につなげていくと答弁。

　唐川智幸学校教育監は、英検ＥＳＧの活用によって児童の英語力を高めた効果的な実践、児童の主体的に学ぶ姿勢が向上した事例などをまとめて広く普及するとし「指導主事の学校訪問や研修会等で、学習到達目標を踏まえた指導と評価の在り方について指導助言を行うなど、小学校段階における英語教育の充実に向けた取組をより一層推進していく」と答弁した。

　大越農子委員（自民・道民会議）の質問に対する答弁。

(道議会 2022-08-04付)