札幌市西区ＳＤＧｓフォトコン　ＧＰに根本さん　二十四軒小　中高生の部　堂下さん　新川高

（札幌市 2022-08-22付）

小学生以下の部でグランプリを受賞した根本さんの作品

　札幌市西区役所が主催の「第３回西区ＳＤＧｓフォトコンテスト」の受賞作品が決まった。小学生以下の部は、二十四軒小学校の根本灯さん（２年）の「お風呂へふろしきをもっていこう」、中学生・高校生の部は、市立札幌新川高校の堂下璃穂さん（３年）の「つながる」がそれぞれグランプリに輝いた。

　コンテストは、暮らしの中でＳＤＧｓを意識するきっかけづくりを目的に毎年実施している。ことしは、小学生以下の部に５３点、中学生・高校生の部に１５点、一般の部に９０点、ＳＤＧｓが示す１７の目標を表現した作品の応募があった。審査員は、北海道大学大学院地球環境科学研究院の山中康裕教授と写真家の井上浩輝さんが務めた。

　小学生以下の部では、５作品が入賞。グランプリを受賞した根本さんの作品は、ＳＤＧｓの１２番目の目標「つくる責任　つかう責任」などをテーマに、タオルを風呂敷に包んで銭湯に向かう父親と弟の姿を撮った。

　中学生・高校生の部グランプリの堂下さんの作品は、１１番目の目標「住み続けられるまちづくりを」がテーマ。住宅や公園、工場が交錯する西区発寒の風景を写し、老若男女が互いに思い合って生きていけるまちであってほしいという思いを込めた。このほか４作品が入賞した。

　入賞作品を掲載した５年のカレンダーを作成するほか、展示会も実施する予定。

　入賞作品は西区ホームページで公開している。

(札幌市 2022-08-22付)