包装資材企業に感謝状　札幌市　絵本基金寄付で

（札幌市 2022-08-24付）

三輪専務（左）と山本局長

　札幌市子ども未来局は１８日、同局で絵本基金「子ども未来文庫」への寄付に対する感謝状贈呈式を行った。包装資材を扱う（株）新生から絵本４１冊（約５万円相当）の寄付を受けたとして、山本健晴局長が同社の三輪朋弘専務取締役に感謝状を贈呈した。

　子ども未来文庫は、企業や団体、個人から、未就学児向けの絵本の寄付を募るもの。平成２０年に始まり、これまでに９２４３冊（約１０００万円相当）の寄付があった。絵本は、市立保育所や各区の保育・子育て支援センター、児童相談所など市内３０施設で読まれている。

　同社による寄付は、今回が初めて。前年度から始めたＳＤＧｓの取組の一環で、４番目の目標「質の高い教育をみんなに」などに貢献しようと寄付した。

　この日の感謝状贈呈式では、山本局長が「子どもたちと絵本をつなぐ懸け橋となっていただき、深く感謝している」と述べ、感謝状を贈った。

　三輪専務は「絵本を通じて、子どもたちに笑顔になってほしい。来年以降も継続していきたい」と話した。

(札幌市 2022-08-24付)