１０月から再生可能エネ　秋元札幌市長　市役所電力

（札幌市 2022-09-14付）

　札幌市の秋元克広市長は６日の定例記者会見で、市役所本庁舎で使用する電力を、来月１日から再生可能エネルギー１００％電力に切り替えると発表した。年間で二酸化炭素（ＣＯ２）排出量約１４５０㌧の削減を見込む。

　市は、２０５０年のゼロカーボンシティ実現に向けて、２０３０年までに市有施設での電力消費量に占める再生可能エネルギーの割合を８０％まで引き上げる目標を設定している。

　秋元市長は「他施設でも切り替えを進め、多くの市民や企業の取組拡大のきっかけとなれば」と述べた。

　札幌市危機管理局は、小中学生向け防災教育教材の改訂に向けた作業を進めている。北海道胆振東部地震の経験を踏まえた防災の重要性などを追加する予定。また、ＧＩＧＡスクール構想で１人１台端末が導入されたことを踏まえ新たにデジタル教材化し、写真や映像資料などを効果的に配置する方針だ。５年度から各学校での活用が始まる見通し。

(札幌市 2022-09-14付)