札幌市中学校長会　９月例会等　総力を結集しもてなし　富川会長　全日中大会へ

（札幌市 2022-09-13付）

　札幌市中学校長会（富川浩会長）は７日、ホテルライフォート札幌で９月例会・研修会を開いた。各部担当者が所管事項を報告し、５年度学期等の日程案などについて確認した。富川会長は、１０月に開かれる全日本中学校長会研究協議会北海道札幌大会の準備状況などに触れ「札幌市中学校長会の総力を結集して全国の皆さんをもてなし、充実した研究大会としたい」と述べた。

　富川会長は開会あいさつで、政府が新型コロナウイルス感染症における療養期間を短縮する方針を示したことなどを踏まえ、学校、校長会の研修会や会合における対応を示した。

　また、長期休業期間明けに自殺者が増加傾向にあることから、命を大切にする指導の徹底、注意喚起が求められていることに触れ、学校としては「確かな危機感を持って校内研修や、日ごろの校長のリーダーシップによって休業明けはもちろん、継続的に指導に当たって」と要請した。

　１０月１９日から３日間にわたって開かれる全日中研究協議会北海道札幌大会については「オンライン開催となり、全会員が一堂に会することはなくなったが、札幌市中学校長会の総力を結集して全国の皆さんをもてなし、充実した研究大会としたい」と意気込み、理解と協力を呼びかけた。

　議事に移り、各部担当者が所管事項を報告。事務局は教員養成の取組、５年度学期等の日程案などを示した。管理部は５年度教育実習生配置規定など、指導部は中体連選手権大会の取組の反省などについて説明した。

(札幌市 2022-09-13付)