土砂排出し環境改善　上川小校庭で建設企業

（学校 2022-10-11付）

肌寒さの中、環境整備に精を出した

　【旭川発】上川町立上川小学校（松川弘校長）で５日、旭川市内のタカハタ建設（株）（谷地元憲次社長）と札幌市内の（株）Ｍｚ原田（猪股慎一社長）によるグラウンド側溝の土砂上げ清掃ボランティア活動が行われた。両社の社員が流れ込んだ土砂を排出したほか、水たまり軽減へ地面を整正。また、側溝のふたを交換し、教育環境改善に大きく貢献した。

　平成２４年度、道発注の道路改良工事をタカハタ・Ｍｚ原田共同企業体として上川町市街地で施工した際、同校グラウンド側溝に堆積する土砂の処理に苦慮しているとの話を聞き、両社の職員で土砂を排出し清掃したのが始まり。ことしで１１年目を迎え、タカハタ建設から営業部と管理部の７人、Ｍｚ原田からは旭川営業所の２人が参加した。

　風雨の影響でグラウンド側溝に流れ込んだ土砂を延長１５０㍍にわたり排出。グラウンド内の水たまりを軽減するためくぼんだ個所に土砂を投入するなど、小雨が降り季節先取りの肌寒さの中、環境整備に精を出した。

　このほか劣化した側溝のふたを交換。快適な教育環境整備に貢献した。

(学校 2022-10-11付)