網走養護と真駒内養護の中学部　初の合同見学旅行実施　楽しかったこと発表し合う

（学校 2022-10-13付）

旭川空港で交流を深めた

　【網走発】網走養護学校（大泉真哉校長）中学部の３年生４人と真駒内養護学校（上林宏文校長）中学部の３年生１３人は、９月１４～１６日にかけて、初めて旭川への合同見学旅行を実施した。旅程の中、両校の生徒は旭川空港で、旅行で印象に残ったことや楽しかったことなどを発表し合い交流を深めた。

　網走養護３年生は、１年生の時からハンドアーチェリー交流として、真駒内養護の３年生とオンライン交流を行っていた。両校とも見学旅行で旭川に訪れていたこともあり、本年度は、直接の交流を通し、生徒同士のつながりを深めることを目的に合同見学旅行を実施した。

　日程の調節や交流内容の検討・改善など、オンラインでの交流よりも多くの準備が必要となったが、見学旅行を引率する教諭らの提案などによって、今回の交流が実現した。

　旅程の中、両校の生徒たちは、旭川空港で交流。旅行の楽しかったことや印象に残ったことを写真を交えて発表。初めは緊張してなかなか話し出せない生徒もいたが、徐々に打ち解け、最後の記念撮影では笑顔でポーズを取ったり、仲良くなった生徒とツーショット撮影に臨んだりして交流を楽しんだ。

　網走養護の大澤祐司教諭は、オフラインでの交流が決まった時の生徒の笑顔や、見学旅行後の「楽しかった」「また会いたい」といった声を聞き「実現できて良かった」と話した。

(学校 2022-10-13付)