富良野扇山小6年生40人 3D設計図に驚き! 建設現場見学会に参加(学校 2022-10-19付)
担当者が操作するドローンを見学した
【旭川発】富良野市立扇山小学校(桑原啓成校長)は14日、「北のけんせつ担い手」育成会議と富良野建設業協会(増山省吾会長)が中富良野町内で開いた工事現場見学会に参加した。6年生40人が現場の実際や最新技術などを学習。3D設計図に感嘆の声を上げるなど建設業の魅力を肌で感じ取った。
同会議は、開発局旭川開発建設部、上川総合振興局旭川建設管理部、旭川市、旭川建設業協会(荒井保明会長)、上川調査設計協会(千葉新次会長)で構成。児童生徒を対象に土木施設や工事現場の見学会等を開催し、官民一体となって業界の魅力発信に努めている。富良野建設業協会と共催の今回は、旭川開建が所管する「旭川十勝道路中富良野町鹿討中央改良工事」の現場を公開した。
はじめに、旭川開建旭川道路事務所の太田和彦道路施工保全官が旭川十勝道路の概要を説明した。
続いて、工事を請け負う旭川市内の新谷建設㈱の現場担当者が施工概要を解説し、これまでダンプトラック2万8500台分の土砂を盛土したことや、設計図は3Dで制作していることを伝えた。実際の設計図を目にした児童は「すごい」と声を上げてモニター画面に見入った。
このあと、児童は2班に分かれてドローンとバックホーの操作を体験した。
ドローンは担当者が実際に操作。児童はモニターに映った画面を確認した。
バックホーでは運転席に座り、担当者の援助で砂利をすくった。
このほか、現場で使用しているICT機器について説明を受け、最新の技術を活用して工事が行われていることを実感した。
(学校 2022-10-19付)
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