北見工業高で建設基礎講話 本道発展への役割理解 オホーツク二建会講師に(学校 2022-10-26付)
二建会メンバーが講話や実習を行った
【網走発】北見工業高校(小山彰博校長)の建設科1年生32人は21日、オホーツク二建会の建設基礎講話に参加した。二建会メンバーによる講話や実習を通して、建設業が北海道の発展を支える仕事であることなどを理解。来春のコース選択や進路の参考にした。
建設基礎講話は、管内建設業の若手経営者で組織するオホーツク二建会が主催し、建設科1年生を対象に実施。工業技術基礎の一環として、建設業の実務者である講師を迎え、建設業についての講話などを通し、建設業に対する理解を深めるとともに、2年生からの土木、建築のコース選択に生かすことを目的としている。
当日は、二建会のメンバー12人が来校した。
実施に当たり、二建会の後藤武史会長は「きょう学ぶことで、建設業に関する興味・関心を持ってもらい、進路選択の材料にしてほしい」、また、同校の小山校長は「社会で働いている大人がみんなのために時間を取ってくれている。感謝の気持ちを持って、いい学びにつなげてほしい」と求めた。
渡辺勇喜事業副委員長が「建設業について~北海道を支える仕事」と題して講話。建設業は、「地域を守る仕事」「未来をつくっていく仕事」であることを、実例を挙げながら説明し「将来、建設業に就き、北海道を支えてほしい」と呼びかけた。
丸田尚弘事業委員長の講話「建設業の仕事と生活」では、建設業における技術者の仕事内容を紹介したほか、建設業の給与やICTを活用しながら働き方改革を進めていることを説明。「一緒に働ける日を待っている」と述べた。
このあと、小川耕佑事業副委員長の進行で、マシュマロチャレンジを実施。パスタ20本、テープ90㌢㍍、ひも90㌢㍍、はさみ1丁を使用して、頂上にマシュマロを取り付けた自立式の塔を作るもの。生徒は4人ずつ8チームに分かれ、二建会メンバーのサポートを受けながら、力を合わせて塔を作り上げた。
(学校 2022-10-26付)
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