小樽花園小と小樽開建 冬道の歩行を安全に 砂入りペットボトル製作(学校 2022-10-31付)
【小樽発】小樽市立花園小学校(若林晋校長)の5年生39人は21日、開発局小樽開発建設部と協働して滑り止め用砂入りペットボトルを製作した。児童たちは、それぞれが自由に色を塗ったイラストなどが描かれたラベルを丁寧にペットボトルに貼り付け、砂を詰めて約330本のペットボトルを製作した。
取組は、地域住民や観光客の冬道歩行を支援することなどを目的に平成25年から実施しているもの。当日は小樽開建職員8人と、小樽市の道路維持除雪などを担当する宮本土建工業㈱の職員6人が来校し、同校の5年生39人が活動に参加した。
はじめに各教室で、開建職員が活動の意図などを説明。「冬道を歩く人が転びにくくする手助けをして」と呼びかけた。次いで児童たちは、それぞれが自由に色を塗った塗り絵と「砂をまくと滑りづらくなります」などと多言語で書かれたラベルを、空のペットボトルに貼り付けた。このあと玄関前に移動し、約500㌔㌘の砂を、スコップやろうとを使って一つ一つ丁寧にペットボトルに詰めた。
参加した児童は「きょう作ったペットボトルが、困っている人の役に立てば」と感想を述べた。
製作したペットボトルは市内の砂箱に設置するほか、来年2月に外国人観光客との交流イベントとして、児童たちが観光客らに配布する予定。
若林校長は「活動を通じて地域ボランティアの心を育んでほしい」と期待。また「ペットボトル配布の際には、おもてなしの心を持って外国の方と触れ合い、小樽の魅力を伝えてほしい」と述べた。
(学校 2022-10-31付)
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