第７８回海洋教育フォーラム　１２月３日に道内初開催　日本船舶海洋工学会主催

（札幌市 2022-11-07付）

　日本船舶海洋工学会主催の第７８回海洋教育フォーラムが、１２月３日午後１時から道内で初開催される。札幌市生涯学習総合センター・ちえりあを会場に、テーマ「海のエネルギーを電気に変える」に基づく研究発表などを行う。全道の水産高校、工業高校、スーパーサイエンスハイスクール指定校の生徒や教員をはじめ、関係者に幅広く参加を呼びかけている。

　日本船舶海洋工学会は、平成２０年から海洋教育推進委員会を発足。フォーラムは、それ以来毎年開催されているもので、海洋科学への市民・高校生の関心を高めることなどが目的。

　今回のフォーラムの実行委員長を務める宇都正太郎氏（北海道大学北極域研究センター教授）がさっぽろ市民カレッジの講師を務めたことが縁で、ちえりあと共催で道内での初開催が実現した。道教委、札幌市教委後援。

　テーマは「海のエネルギーを電気に変える」。大阪大学大学院工学研究科の飯島一博教授、㈱三井造船昭島研究所の宮島省吾技監、日本大学理工学部海洋建築工学科の居駒知樹教授が研究発表するほか、質問および総合討論などを行う。

　先着１００人。参加無料。

　申し込みは、ウェブサイトhttps://forms.gle/vTsMRcz7YbcH6rij8、またはＦＡＸ０１１（６７１）２３３４で受け付けている。１９日締切。

問い合わせは事務局・メールkaiyofhokkaido@gmail.com。

(札幌市 2022-11-07付)