札幌市立学校　本年度の冬季休校日　来年１月４、５日に　連続休日確保へ６日も設定可

（札幌市 2022-11-08付）

　札幌市教委は、市立学校における本年度の冬季休校日を来年１月４、５日に決定した。各学校は、校内事情等を総合的に勘案し、２日間の中から任意の日を冬季休校日として設定。また、さらなる連続した休日の確保のため、１月６日も冬季休校日として設定することを可能とした。市教委は、職員の休暇取得に配慮することや管理職自らが率先し、休暇取得しやすい職場環境づくりに努めるよう求めている。

　教職員の長時間勤務について全国的な課題となっていることから、市教委は「札幌市立学校における働き方改革に向けて（指針）」を２年６月に策定。長時間労働解消に向けた取組を進めている。

　平成２９年度から夏季休業期間を「休暇取得促進期間」に位置付け「夏季休校日」の取組を実施。また、２年度以降は冬季休業期間においても「冬季休校日」の取組を実施してきた。

　長期休業期間中において一定期間集中した休日を確保することは、働き方改革を進める上で有効と指摘されている。このことを踏まえ、本年度も冬季休業期間を休暇取得促進期間として位置付けるとともに、冬季休校日の取組を実施する。

　本年度の冬季休校日は、１月４、５日の２日間。各学校事情に応じて、６日も冬季休校日として設定することを可能とし、その場合、最大で３日間を休校日とすることができる。

　市教委は、各幼稚園・学校に対して、２日付で通知を発出。休暇取得促進および冬季休校日の取組について、校内の全所属職員に周知するとともに、管理職自らが率先し、休暇を取得しやすい職場環境づくりに努めるよう呼びかけている。

(札幌市 2022-11-08付)