第１回富良野市内新設校準備委　６年度教育課程など決定　７年度開校へスケジュール確認

（学校 2022-11-11付）

富良野市内新設校準備委

　【旭川発】第１回富良野市内新設校統合準備委員会（仮称）が１０月中旬、富良野緑峰高校（岩﨑弘之校長）で開かれた＝写真＝。同校校舎を利用した富良野高校（髙田安利校長）との統合による新設校の７年４月の開校に向け協議。今後のスケジュールや委員会設置要綱案・組織図案を確認した。

　第１回会合には各校７人の管理職、事務長、教諭が参加。またオブザーバーとして富良野市教委から近内栄一教育長、宮本鎮栄委員が出席した。

　はじめに髙田校長があいさつ。７年度の新設校開校に向け「皆さんの忌憚のない考えやアイデアを出していただき、地域の人からも広く意見をもらいながら、魅力ある高校づくりを進めていければ」と話した。

　続いて岩﨑校長が「富良野市にただ一つの高校となる。地域の若者をどう育てるかという観点を大事にしながら、ロマン・理想・夢を出していくことが求められると思う」と述べた。

　髙田校長が新設校開校スケジュール案を説明。４年度の主な検討事項として新設校に継承する両校の特色ある教育活動、学校教育目標・目指す生徒像、教育課程、教務規定等の各種規定および内規整備、校名・校章・校旗・校訓・校歌などを示した。

　５年度には学校教育目標・目指す生徒像の決定、導入学科を含めた教育課程の具体的な検討、校訓の決定を進め、６年度に教務規定の検討、入学者選抜に係る学校裁量の決定、教育課程の決定、校名決定、制服決定などを行うことを確認した。

　また今後は基本的に月１回のペースで委員会を開き、検討を進める考えを示した。

　このほか、設置要綱案・組織図案を確認したあと、総務部会・教務部会・生徒指導部会・進路指導部会・財務部会の専門部会における部会長を次回の委員会までに各校で決めておくことを申し合わせた。

　最後に参加者は統合後に利用する富良野緑峰高の校舎を見て回った。

(学校 2022-11-11付)