旭川知新小、旭川第一小対象に　重機からの眺めは最高　建設業界団体が現場見学会

（学校 2022-11-16付）

知新小・第一小・現場見学会

　【旭川発】旭川開建、旭川建管、旭川建設業協会、上川調査設計協会、旭川市で構成する「北のけんせつ担い手」育成会議による現場見学会が１０月下旬、旭川市内の現場で行われた＝写真＝。旭川市立知新小学校（伊藤文江校長）、旭川市立第一小学校（吉澤重光校長）の６年生約３０人が参加。橋梁工事の現場見学のほか、高所作業車の試乗などを通して建設業の魅力を体感した。

　北のけんせつ担い手育成会議は、土木技術者の育成支援に力を入れており、高校生や小学生を対象とした現場見学会・説明会・出前講座などを通して建設産業の魅力を伝えている。両校から児童約３０人が参加した。

　旭川市内の建設企業（株）生駒組が施工する「平成大橋長寿命化耐震補強その４」の現場で、旭川市の担当者と生駒組土木部の植松茂広工事長が事業目的や工事概要などを説明。植松工事長は橋の歴史や長さ、どんな工事であるか、具体的な工事の流れなどを小学生にも分かりやすいよう実物を指さしながら簡単な言葉で紹介し「こういう仕事もあるということを知り、興味を持ってもらえれば」と伝えた。

　続いて２班に分かれて高所作業車試乗体験とドローンのデモ飛行を実施した。

　高所作業車で約１３㍍の高さを体験した児童は「怖かった」「どんどん高くなっていくのが楽しかった」「もっと大きいのに乗ってみたい」などと感想を述べた。

(学校 2022-11-16付)