敷地のライン表示整備　上芦別小で日成建設が奉仕

（学校 2022-11-15付）

丁寧に作業を行い、児童の安全確保等に貢献した

　【岩見沢発】芦別市立上芦別小学校（壽崎正人校長）で８日、市内建設企業の日成建設（株）（坂田啓一郎社長）が地域貢献活動の一環として、敷地内のライン表示の整備を行った。児童の安全確保と来校者の利便性向上に寄与した。

　同社は今回、空知総合振興局札幌建設管理部発注の「美唄富良野線特定交付金２工事地すべり対策工」（林賢市現場代理人）を受注し、施工を進めていることから、芦別市教委に何かお手伝いできることがないか相談。同校敷地内の道路ライン表示が長年の利用によって剥がれていることを聞いた。

　このため、施工への協力に対する感謝の気持ちを込め、ボランティアで作業を行うことに。児童と来校者の安全確保、利便性向上を図るため、社員と作業員６人が自動車の通行方向表示や出入口表示の整備を行った。

　林現場代理人は「児童および学校関係者、来校者の安全・安心につながれば。今後もこのような取組を続けていきたい」と話した。

　今回の活動に対し後日、市教委から感謝状が贈呈されることになっている。

(学校 2022-11-15付)