札幌学院大　ＨＴＢと連携協定　ＳＤＧｓ活性化、情報発信など　次世代人材育成で貢献

（学校 2022-12-02付）

協定書を交わす河西学長（左）と寺内社長

　札幌学院大学（河西邦人学長）は１１月２９日、北海道テレビ放送（株）（ＨＴＢ、寺内達郎社長）と包括的連携協定を締結した。学生を中心としたＳＤＧｓに係る諸活動の活性化や、情報発信・共同イベント等を通した次世代の人材育成への貢献を目指す。同大新札幌キャンパスで開かれた締結式で河西学長は「より良い地域社会を一緒につくり上げたい」と述べた。

　札幌学院大は３年度、「多様なこと・ひと・もの」との協働を図ることを目的に、新札幌キャンパスを開設。再開発事業が進む新札幌エリアのまちづくりに積極的に参画している。

　ＨＴＢは、多様性に満ちた豊かで包容力のある社会へ向けて、持続可能性の在り方を発信する活動「サステナ！宣言」に取り組んでいる。

　今回、学生を中心としたＳＤＧｓに係る諸活動の活性化や、情報発信・共同イベントなどの開催を通した次世代型の人材育成に貢献することを目的に、包括的連携協定を締結することとした。

　新札幌キャンパスで開かれた締結式には、河西学長と寺内社長が出席。同大人文学部英語英米文学科の田中愛衣さん（３年）の司会のもと、両者が協定書を交わし、今後の連携を誓い合った。

　寺内社長は「これからの社会をつくるのは学生の皆さん。より良い社会の実現へ一歩踏み出して活動することが大切」と激励した。

　河西学長は、ＨＴＢが有するコア技術の活用を通して「若い人材が新しいビジョンにまい進するきっかけになれば」と期待。連携を機に「より良い地域社会を一緒につくり上げたい」と力を込めた。

(学校 2022-12-02付)