札幌市中央図書館　講話や調べ学習等　米里小など３校に決定　キャリア教育事業実施校

（札幌市 2022-12-15付）

　札幌市中央図書館は、小中学生向けキャリア教育事業の実施校を決定した。米里小学校、定山渓小学校、もみじの森小学校の３校。今月から来年３月にかけて、各学校で小中学生に人気のある職業に就いている講師による講話、図書館等を活用した進路についての調べ学習などを推進する。

　同館は、子ども読書チャレンジプロジェクトとして年齢に応じた読書活動推進事業を実施。子どもたちが読書の楽しさに触れ、読書の大切さを知る機会を創出することをねらっている。

　その一環として展開している小中学生向けキャリア教育事業は、図書館等を活用した調べ学習活動の推進、児童生徒への進路探究学習の支援などが目的。３年度からは、これまでの小学６年生のほか、中学１年生を対象に加えている。

　１０、１１月にかけて実施校を募集し、米里小、定山渓小、もみじの森小の３校に決定した。

　主な内容は、教育関係の講師による進路探究の動機付けとなる講話、小中学生に人気のある職業に就いている講師による講話、図書館等を活用した進路についての調べ学習など。

　各学校では現在、中央図書館が選定した委託業者とスケジュール、実施内容などの調整を進めており、今月から来年３月の間に取組を進める予定だ。

(札幌市 2022-12-15付)