ことしの実施事業紹介　ＰＭＦ２０２２公式報告書

（札幌市 2022-12-15付）

　パシフィック・ミュージック・フェスティバル札幌（ＰＭＦ）は、「ＰＭＦ２０２２公式報告書」を作成した。ことし実施した演奏会やコンサート、教育プログラムなどを写真と共に紹介。このほか、ＰＭＦ２０２２の実施概要や公演記録、ＰＭＦに関する意識調査結果などを収録している。

　ＰＭＦは、２０世紀クラシック音楽界の巨星レナード・バーンスタインが札幌に遺した世界の若手音楽家を育てる国際教育音楽祭。これまで約３０年にわたり「音楽の持つ力を一人でも多くの方と分かち合いたい」との思いで、様々なコンサートを開催してきた。

　報告書では、ことし実施した①演奏会②音楽普及③教育―の３事業に基づく活動を紹介。

　演奏会事業では、７月１６日に札幌コンサートホールＫｉｔａｒａで開催したオープニング・コンサートをはじめ、ＰＭＦ苫小牧公演、ＰＭＦ東京公演、ＰＭＦアンサンブル公演など、様々な演奏会の出演者などを写真と共に掲載している。

　音楽普及事業では、米ニューヨークのカーネギーホールによる小学生向けの音楽教育プログラム「リンクアップ」をもとに、札幌の子どもたちに合わせて制作したプログラム「ＰＭＦリンクアップコンサート」や、多角的な視点からクラシック音楽の魅力をひも解く音楽講座「ＰＭＦクラシックＬＡＢＯ♪」などを収録。

　教育事業では、ＰＭＦ２０２２のアーティストやＰＭＦ２０２２アカデミーのオーディションの概要や参加者などを紹介している。

　このほか、資料・記録としてＰＭＦ２０２２の実施概要や公演記録、ＰＭＦに関する意識調査結果などを収録している。

　ＰＭＦ組織委員会は「これからも、創設者バーンスタインの思いと情熱を受け継ぎ、次代を担う若手音楽家の育成とクラシック音楽の普及発展を目指していく」としている。

(札幌市 2022-12-15付)