地域活性化施設を提案 旭工高 卒業設計発表会（学校 2022-12-23付）
旭工高卒業設計発表会
【旭川発】旭川工業高校（稲津誠校長）は１６日、同校で卒業設計発表会を開いた。建築科３年生３６人が地域活性化を図る施設を設計・提案。ＣＡＤなどで製作した図面を示しながら工夫点を説明するとともに、後輩にアドバイスを送った＝写真＝。
保護者や内定先の管内企業などが来校。３年生は自身のアイデアをもとに制作した設計をプレゼンテーションした。
うち芝山巧章さんは「前世代が楽しめるような施設は少ない」という思いから買物公園に年齢性別問わず利用できる複合施設をテーマに選択。雑貨店や書店、アートミュージアムなどが入る施設の設計を提案した。
芝山さんは「一から何かを作るのは苦手だが、スケッチアップなどで形になっていく過程が楽しかった。時間の使い方、計画性を持って作業することを学んだ」と感想を。
後輩へは「今のうちからどのようなものを作りたいか考えておくと３年生になったときに楽。案が出ない場合は家族や友達に聞いたり、国内や海外の建物を調べたりすると良い」とアドバイスした。
(学校 2022-12-23付)
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