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旭農高　農ク全国大会で好成績　鑑定で柴田さん、和久さんも　プロジェクト発表Ⅱ類　優秀賞に輝く
（学校 2022-12-22付）

左から吉野さん、工藤さん、窪田さん、西本さん

　【旭川発】１０月下旬に開かれた第７３回日本農業クラブ全国大会北陸大会で旭川農業高校（野村博之校長）の生徒が優秀賞を獲得した。プロジェクト発表会のⅡ類で窪田杏さん、吉野僚さん、工藤璃杏さん、西本希恵さんが受賞。農業鑑定競技会の食品で柴田亜梨沙さん、生活で和久結葉さん（いずれも３年生）が優秀賞に輝いた。

　大会は１０月下旬の２日間でプロジェクト発表会、意見発表会、平板測量競技会、農業鑑定競技会を実施。全国から約４０００人が参加した。

　プロジェクト発表会では窪田さん、吉野さん、工藤さん、西本さんの「旭農フロマージュの製造２０２２～生産効率の向上とアイデアレシピの考案」としてチーズを作る工程やチーズを生かしたコラボ企画、作る上での生産効率向上に向けた実践的な取組などについて発表。９月中旬ころから本格的に始めた発表練習が実を結び、見事優秀賞に輝いた。

　窪田さんは「楽しんで臨んだ。当日は緊張のあまり、話し始めに作動させるはずの手元のタイマーの操作を忘れ、タイムオーバーになってしまった」と振り返った。

　吉野さんは発表の朝、優秀賞と知り「やったという気持ち。うれしかった」と喜び、何度も結果を確認したという。

　西本さんは部活動として取り組む他校と比べ、授業時間と放課後のみの準備期間で優秀賞を獲得できたことについて「取れると思っていなかったからびっくりした」と話した。

　工藤さんは今後引き継いでいく後輩たちに「自分たちは優秀賞を獲得できたので、できたら最優秀賞を目指してほしい」と期待した。

　農業鑑定競技会では食品で柴田さん、生活で和久さんが優秀賞を獲得。柴田さんは「１ヵ月前くらいから多いときで３時間くらい勉強した。けれど自信がなかったから優秀賞は驚いた」と。

　和久さんも１ヵ月前から放課後などを含めて勉強を進めてきたが「朝、発表を見てびっくりした」と述べた。