札幌市立高・特事務職員会が大会　学校経営事務の充実を　教育改革と発展目指し

（札幌市 2023-01-10付）

　札幌市立高校・特別支援学校事務職員会（真田裕之会長）は、第４８回市立高校・特別支援学校事務研究大会を書面開催した。テーマは「教育の改革と発展をめざして～学校経営事務の充実」。３つの研究発表を収めた研究集録を発行した。

　新型コロナウイルスの感染症拡大防止の観点から、前年度に引き続き書面開催とし、１個人、２グループによる研究発表を研究集録に収めた。

　うちグループ研究の「チーム学校の一員として」では、学校事務の共同実施に求められている職務が、高校や特別支援学校でどの程度行われているかを分析。アンケート調査も行い、今後のチーム学校推進に向けての関わり方について考察した。

　真田会長は開催に当たって「日々の業務に役立て、学校事務の充実・発展に貢献することを期待している」とした。

　研究発表者はつぎのとおり。　　　　　＝敬称略＝

▽「法令順守について」＝温泉永一（市立札幌北翔支援事務長）

▽「チーム学校の一員として～札幌市立高校・特別支援学校・中等教育学校事務室のチーム学校への関わり」＝中辻拓実（市立札幌旭丘高事務長）、渡邉壇（市立札幌山の手支援）、田巻友茉（市立札幌清田高）

▽「事務職員の業務量軽減をめざして～相互支援の課題と可能性」＝羽山慶一（市立札幌みなみの杜高等支援事務長）、武田考介（市立札幌大通高事務長）、小栗有貴（市立札幌豊明高等支援）、清水美優（市立札幌開成中等教育）、船山悠貴（市立札幌啓北商業高）、秋山岬（市立札幌豊成支援）

(札幌市 2023-01-10付)