札幌市　小中学生ら２７００人　プログラミング楽しむ　市制１００周年記念イベントも

（札幌市 2023-01-16付）

秋元市長（中央）とマインクラフトコンテストでグランプリに輝いた子どもたち

　札幌市は昨年１２月中旬の２日間、札幌コンベンションセンターでジュニア・プログラミング・ワールド２０２２を開いた。３年ぶりの会場開催で、小中学生や保護者、教育関係者ら約２７００人が来場。様々なプログラミング体験を楽しんだ。２日目には、市制１００周年記念として「さっぽろマインクラフトコンテスト」を初開催。「未来の札幌のまちやくらし」を自由に表現した１５組の作品を審査した。

　子どもたちにプログラミングの楽しさや価値を伝えるとともに、保護者や教育現場の担当者に対してプログラミング教育の重要性を伝えることを目的に、平成２９年から開催しているもの。

　当日は、３０以上のワークショップを出展。子どもたちは、ＶＲ、ロボット製作、マインクラフトを活用したプログラミングなど、様々な体験を楽しんだ。参加者からは「楽しかった」「また開催してほしい」といった声が寄せられた。

　２日目には、市制１００周年記念として初開催した「さっぽろマインクラフトコンテスト」の審査会・表彰式を行った。

　小中学生を対象に、プログラミング教育ツールとしても活用されているマインクラフトで「未来の札幌のまちやくらし」を自由に表現した作品を７～９月にかけて募集。６８組の応募者の中から、１次審査を突破した１５組がファイナル審査に臨んだ。

　結果、弘前学院聖愛中学校３年生の小田桐健太郎さんの「発信！ミライアグリカルチャー」が個人部門のグランプリに輝いた。グループ部門のグランプリには、札幌市立厚別中学校１年生の神谷総司さん、笠原琉星さん、寺西舶さんによるＴＥＡＭ　ＯＲＩＯＮの「未来の札幌」が選ばれた。

(札幌市 2023-01-16付)