授業等で使う雪山を　下川小で地元建設企業が造成

（学校 2023-01-25付）

　【旭川発】下川町立下川小学校（井川健校長）で１月上旬、町内の建設企業・㈱谷組（谷博之代表取締役）が雪山を造成した。冬季スキー教室や休み時間の遊びに利用してもらえるよう、重機で大きな雪山を造り上げた＝写真＝。

　地域住民と一体となって取り組みながら、企業の発展と地域の活性化の推進を図る同社の「地域貢献プロジェクトチーム」の活動。新型コロナウイルス感染症の関係で室内での行動が限られることから、寒い冬でも屋外で思い切り遊んで楽しんでもらおうと今回の活動を行い、ことしで１１年目となった。

　施設管理課除雪担当の佐藤好之さんら８人が参加し、バックホー２台、タイヤショベル２台、ダンプトラック４台を使用。手際よく作業を進め、見上げる高さの雪山が出来上がった。

　活動を終え、同社では「小学校の子どもたちには元気に滑って遊んでほしい。ボランティアとしてできることをこれからも行っていきたい」と話した。

(学校 2023-01-25付)