スキー授業楽しんで　旭川新町小　企業が雪山造成

（学校 2023-01-27付）

　【旭川発】旭川市立新町小学校（北島やよい校長）で１８日、市内の建設企業・（株）只石組（飯野雅司社長）が地域貢献活動の一環として雪山を造成した。子どもたちにスキー授業などを楽しんでもらおうと、作業員らは安全に留意しながら作業に当たった。

　同社は同校の前を通る国道１２号および周辺市道の維持除雪業務を担当している。学校のグラウンドに築山がなく、低学年のスキー教室に苦労しているとの話を受けて雪山造成に取り組んでおり、今回で１１年目を迎えた。

　ロータリ除雪車１台とタイヤショベル２台を導入して作業。周辺の安全にも留意しながら大きな雪山を造り上げた。

　同社の佐々木康次さんは「児童たちが北海道ならではのスキー授業を楽しんでくれるとうれしい。また、大きな雪山を造るすごい機械として除雪車や除雪作業に興味を持ってもらえれば」などと話した。

(学校 2023-01-27付)