帯広南商高クッキング部　うまいもん甲子園　全国優勝　わやうめぇ蝦夷にぎ２開発

（学校 2023-01-25付）

贈呈式で全校生徒から祝福を受けた

　【帯広発】帯広南商業高校（橋本功校長）のクッキング部は、第１１回ご当地！絶品うまいもん甲子園で全国優勝を果たした。１６日、同校で優勝旗・副賞贈呈式が開かれ、参加した３年生は全校生徒から祝福を受けた。

　大会は、地元食材とＳＤＧｓをかけ合わせた、高校生ならではの独創性に富んだメニューを考案して発表するもの。昨年１１月に東京都で決勝大会が開かれ、全国から勝ち進んだ８チームが出場した。

　同校クッキング部３年生の吉川綾乃さん、下地真央さん、松木天俊さんは、中札内産の鶏レバーを使用した揚げ物、枝豆のタルタルソースなどを炊き込みご飯で挟んだ「わやうめぇ蝦夷にぎ２」を開発。８月に行われたエリア選抜大会に敗れはしたものの、インターネット投票による敗者復活から全国大会で見事１位を勝ち取った。

　贈呈式では、吉川さんと下地さんが登壇。司会を務めた食の甲子園協会の藤田志穂会長と共に大会を振り返り「地域の人や食材を知るきっかけになった」「地元の人たちとのコミュニケーションを大切にした」と、活動から得た学びに触れた。

　壇上にはタレント・歌手の伊藤千晃さん、北海道キリンビバレッジ道東支社の谷地村隆支社長、食品スーパー福原の中村貴幸専務が出席し、開発商品を試食。

　谷地村支社長は、地域の魅力が詰まった商品や生徒たちの努力をたたえ「進学後や社会に出てからもチャレンジし続ける人であってほしい」と伝えた。

　同商品の店頭販売に協力した中村専務は「活動の中でも地域を知る過程が大事。今後も地元愛を大切にしてほしい」と話した。

　優勝旗は伊藤さんから手渡された。

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わやうめぇ蝦夷にぎ２

(学校 2023-01-25付)