５年度札幌市立高入選　当初出願　旭丘、平岸普通１.７倍　全日制１.３倍　２２３９人

（札幌市 2023-01-26付）

札幌市立高校各校の入学者選抜倍率（クリックすると拡大表示されます）

　札幌市教委は２５日、５年度市立高校入学者選抜の当初出願状況を発表した。全日制課程６校には、募集人員１６８０人に対し２２３９人が出願。うち推薦枠が４３６人の推薦入学は７０５人が出願した。平均倍率は前年度当初を０・１ポイント下回る１・３倍。１・５倍を超えた学校・学科・コースは札幌旭丘普通と札幌平岸普通の１・７倍、札幌平岸デザインアートの１・６倍だった。定時制課程の札幌大通の平均倍率は前年度当初と同率の１・４倍。夜間が０・１ポイント上昇し０・８倍となった。

　前年度当初を上回る倍率となった全日制の学校・学科をみると、札幌旭丘普通が０・２ポイント上昇し１・７倍、札幌平岸デザインアートが０・１ポイント上昇し１・６倍。札幌新川普通が０・１ポイント上昇し１・３倍、札幌旭丘数理データサイエンスが０・１ポイント上昇し０・８倍となった。

　一方、札幌藻岩普通は０・４ポイント下降し１・０倍、札幌平岸普通が０・２ポイント下降し１・７倍、札幌清田普通が０・１ポイント下降し１・４倍、札幌啓北商業未来商学が０・１ポイント下降し１・０倍となった。札幌清田グローバルは前年度当初と同率の１・０倍だった。

　定時制課程の大通高校は、募集人員２９０人（推薦標準枠１１０人を含む）に対し４０８人が出願。平均倍率は前年度当初と同率の１・４倍となった。普通が前年度当初と同率の１・８倍。午後が０・１ポイント下降し１・６倍、夜間が０・１ポイント上昇し０・８倍となった。

　全日制・定時制を合わせた推薦出願の状況をみると、推薦枠５４６人に対し９７２人が出願した。最も倍率が高かったのは札幌旭丘普通。推薦枠４８人に対し１４１人が出願し、前年度当初を大幅に上回る２・９倍となった。

　出願変更は２月２日午後４時まで受け付ける。

(札幌市 2023-01-26付)