札幌市5年度当初予算案の教育関連事業③(札幌市 2023-02-02付)
【子ども未来局】
▼子ども育成部
▽少年団体活動促進費=1億600万円
ジュニアリーダーの養成等を通じた少年団体活動の促進および支援。
▽子どもの権利推進費=900万円
子どもの権利の普及啓発、子どもの権利委員会の開催、まちづくり等への子どもの参加の促進等。
▽子どもの学びの環境づくり補助金=2400万円
不登校児童生徒の受け皿となっているフリースクール等民間施設に対する支援。
▽プレーパーク推進費=430万円
既存の公園等を活用し、規制を極力排除した子どもの遊び場「プレーパーク」の推進。
▽子どもの体験活動の場支援費=3000万円
旧真駒内緑小学校の跡施設における子どもが主体的に体験活動を行う場の提供。
▽子どもの貧困対策推進費(レベルアップ)=3100万円
困難を抱える子どもや家庭を早期に把握し、必要な支援につなげる「子どものくらし支援コーディネート事業」の実施等のほか、新たに巡回先拡大へ向けたニーズ調査を実施。
▽子どもの居場所づくり支援費=600万円
子ども食堂等の子どもの居場所づくりや見守り活動の実施に係る費用補助等。
▽ヤングケアラー支援推進費(レベルアップ)=1000万円
ヤングケアラーの周知啓発、理解促進のための研修の実施のほか、相談支援および交流サロン拡充によるヤングケアラー支援体制の強化。
▽少年少女国際交流費=650万円
シンガポール少年少女交流事業で14人派遣、姉妹都市少年少女交流事業の受け入れ20人。
▽市児童育成会運営補助金(レベルアップ)=6億8700万円
新たに送迎用バスにおけるブザー等安全装置の設置に係る費用の補助を新設。
▽育児休業等取得助成費=2800万円
ワーク・ライフ・バランスの推進に向けた企業への助成金の支給。
▽さっぽろ子ども未来プラン推進費=860万円
「さっぽろ子ども未来プラン」の進行管理等。
▽児童福祉施設等感染症対策費=9700万円
児童会館、ミニ児童会館、民間児童育成会等における新型コロナウイルス感染症の予防対策強化。
▽困難を抱える若年女性支援費=1900万円
様々な困難を抱える若年女性を対象としたアウトリーチ型支援の実施等。
▽児童クラブ医療的ケア児受入費=680万円
医療的ケア児を受け入れる児童クラブに対する看護師派遣。
▽児童クラブ昼食提供費(レベルアップ)=870万円
児童クラブにおける長期休業期間中の昼食提供について、館数を拡充して実施。夏季120館、冬季140館。
▽児童会館整備費=7億6900万円
工事6ヵ所、基本・実施設計5ヵ所、解体4ヵ所等。
▽ミニ児童会館整備費=4700万円
面積拡充2ヵ所、実施設計2ヵ所等。
▽私立学校教育振興補助金(レベルアップ)=1億円
学校規模に応じた補助のほか、新たにふるさと納税制度による寄付金を活用した補助を創設。
▽若者の社会的自立促進費=410万円
教育格差解消のための高校中退者等を対象とした学習相談および学習支援。
▼児童相談所
▽里親制度促進費(レベルアップ)=5600万円
里親の新規開拓、里親制度の普及啓発および新たな里親ショートステイの導入等。
▽児童虐待防止対策費=4100万円
児童虐待の防止および早期発見のための体制強化等。
▽子ども安心ネットワーク強化費(レベルアップ)=1億3800万円
虐待通告や養護相談の増大に対応するための電話相談の実施および新たなSNS相談の導入。児童家庭支援センターの体制強化。
▽社会的養護体制整備費=3億3100万円
家庭的な養育環境の推進のための児童養護施設の改築等に対する補助。
▽児童相談体制強化費=1100万円
児童相談所における相談関係職員研修の充実等の第3次児童相談体制強化プランに掲げる取組の推進。
▽仮称・第二児童相談所整備費=2億円
仮称・第二児童相談所の工事費ならびに仮設一時保護所および仮事務所の運営費。
▽児童福祉施設等感染症対策費=2800万円
児童養護施設等における新型コロナウイルス感染症の予防対策強化。
▽児童養護施設等体制強化費=1億2700万円
児童養護施設等の職員の支援を行う者等の配置に係る補助等。
▽社会的養護自立支援費=1億200万円
18歳から22歳までの児童養護施設等の措置解除者への居住支援および生活支援ならびに自立に向けた支援コーディネーターの配置。
▽施設入所児童等進学支援費=1100万円
児童養護施設等の入所児童に対する進学支援。
(札幌市 2023-02-02付)
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