札幌市 ヤングケアラー支援へ ガイドラインを策定 関係機関の対応や連携示す(札幌市 2023-02-02付)
札幌市子ども未来局は、日常的に家族の介護や世話をする18歳未満の子ども「ヤングケアラー」の支援を強化するために、ガイドラインを策定した。学校や児童福祉施設、医療機関など関係機関の対応や連携の流れなどを示した。
ガイドラインは、子どもに関わる機会の多い関係者の共通認識や連携支援を図るため、1月11日に策定した。既に関係機関への配布を始めている。
ヤングケアラーの定義や市内の状況、ヤングケアラーに気付くきっかけとして「遅刻や早退が多い」「持ち物がそろわないことがある」など14項目のチェックリストを提示した。また、ヤングケアラーを発見した場合の対応の流れを機関別に示したほか、相談窓口のリストをまとめた。
同局は「適切な支援につなげるためには、互いの業務を理解した上で連携して取り組むことが重要」としている。
(札幌市 2023-02-02付)
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