札幌市立高・特校長会が研究協　生徒会交流会　１２月１１日に開催　Ｇ７環境大臣会合へ準備

（札幌市 2023-02-13付）

　札幌市立高校・特別支援学校長会（黒宮裕久会長）は１月３１日、市立札幌平岸高校で第１１回研究協議会を開いた＝写真＝。５年度の活動日程などを確認。５年度市立高校生徒会リーダー交流会を１２月１１日に開催することや、主要７ヵ国首脳会議（Ｇ７サミット）環境大臣会合に向けて準備を進めていることなどを確認した。

　開会に先立ち、札幌市市民文化局区政課の大口純一交通安全担当課長が交通安全教室について説明。市内における交通事故の概要や交通安全講話の実施状況などを報告し、自転車に乗る機会の多い高校生における交通事故防止を呼びかけた。

　黒宮会長はあいさつで、年度末の多忙な時期を迎え「働き方改革を視野に、教職員の心身の健康に注意しなければならない」と指摘。特に副校長・教頭がオーバーワークにならないよう校長が支えていく必要性を示した。

　また、５年度から第２期教育振興基本計画の策定の検討が始まることに触れ「市立高校、特別支援学校にも大きなものが求められる」と強調し、一層の協力を求めた。

　議事に移り、各連絡協議会、特別委員会が各種連絡事項を報告。うち特別活動生徒指導連絡協議会では、５年度の市立高校生徒会リーダー交流会について、１２月１１日に市内ちえりあで開催する予定であることや、５年度に札幌で開催されるＧ７サミット環境大臣会合を見据えて、札幌らしい特色ある学校教育の一つのテーマである「環境」に関する問題提起について、市立札幌開成中等教育学校を中心に、準備を進めていることを報告した。

　このあと、５年度校長会日程や６年度教育長との手交「市立改革とその推進に向けて」などについて協議した。

　次回の第１２回研究協議会は、２１日に市立札幌大通高校で開催する予定。

(札幌市 2023-02-13付)