技術教育貢献で感謝状　荒井建設、技術士会道本部に　札工高

（学校 2023-02-17付）

感謝状を受け取った３者と太田校長（左から３人目）

　札幌工業高校（太田潤一校長）は１日、道内建設業・荒井建設（株）（旭川、荒井克典社長）と日本技術士会北海道本部（大熊正信本部長）に、授業における教育活動の指導・支援に対する感謝状を贈呈した。

　同校は、２年度から道教委の「専門高校フューチャープロジェクト」の指定を受けている。「専門高校における産業教育の充実と人材育成」を研究主題に、地域関係者や各分野の専門業界と連携。本年度が最終年度となっている。

　荒井建設と日本技術士会北海道本部の社会活動委員会「技術者のミライ研究委員会」（小澤正志代表）および青年技術士交流委員会（髙橋歩夢幹事長）は、同校が継続的に取り組んでいる課題研究授業「元町会館前広場活用プロジェクト」の園路整備作業を支援。広場の測量や設計、舗装作業などを支援した。

　太田校長は「日ごろから技術教育に多大な協力をいただき感謝している」と代表者一人ひとりに感謝状を手渡した。

　荒井建設土木技術部の塩見武次長は「生徒たちは整備の一連の流れを経験し、実際に広場が使われているところを見て、充実感を得ていると感じる。指導のお手伝いができて、うれしく思う」と述べた。

　小澤代表は「建設業界の楽しさを知ってもらいたい。技術教育に貢献できて良かった」と話した。

(学校 2023-02-17付)