初戦突破、優勝目指し　クラーク記念国際高野球部　副知事らに春のセンバツ出場報告

（学校 2023-03-09付）

クラーク記念国際高校（吉田洋一校長）野球部の生徒たちは７日、道庁本庁舎を訪れ、小玉俊宏副知事および倉本博史教育長に第９５回記念選抜高校野球大会への出場を報告した＝写真＝。小玉副知事から激励の言葉を受けた新岡歩輝主将（２年）は「昨年に続き、ことしも北海道を代表して頑張ってきたい」と力を込めた。

同校の選抜高校野球大会への出場は、２年連続２回目。初出場だった昨年は接戦の末、初戦で敗れた。ことしは初戦突破と優勝を目指して１８日に甲子園球場で開幕する春のセンバツへ挑戦する。

　小玉副知事は、コロナ禍という制約がありながらも、昨年に続いてことしも全国大会の切符を手にしたことをたたえ「ベストを尽くす喜びを味わいながら、初戦突破を目指して頑張って」と激励。新岡主将は「昨年に北海道の皆さんへ勝利をプレゼントできなかった悔しさを胸に、チーム２９人と道民の思いを力に変えて頑張りたい」と意気込んだ。

　佐々木啓司監督は「ことしも全国大会に出場できたことをうれしく思う」と述べ「ことしは１点を大事に、守り抜きながら点を取っていく守備の強いチーム。今大会は非常に楽しみ」と期待した。

　このあと、小玉副知事と倉本教育長がチームに記念品を贈呈。新岡主将らは野球帽を贈った。

　ナインは、きょう９日に北海道を出発する。

(学校 2023-03-09付)